LCR データ記録器
データ記録とデータプログラミングのための便利なソフトウェア
LCRデータロガーは、当社のウェブサイトから無料でダウンロード可能で、使いやすいWindowsベースのソフトウェアです。これはリモートリンク1を介してPCに接続されているPro1を制御するために、PC上で直感的なユーザーインターフェイスを提供します。
LCRデータロガーは、デバイスの設定を構成し、Excelスプレッドシートへの測定、ならびに以下の様な他のユニークな機能を、ログに記録します。
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データフィルタ:不良により接触、スイッチング部品などに記録されてから、望ましくないデータを防止するためしきい値を設定します。
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多成分の識別:デバイスは、いくつかのコンポーネントのステップ測定によるステップを実行します。第三者が別のコンポーネントから切り替えた場合、あなたは手動でパラメータを切り替える必要はありません。デバイスは自動的にプログラミングに応じてパラメータを設定します。これは、結果を記録し合否を報告します。
直感的ビジュアル計測
LCR データ記録器には、 便利なビジュアル計測機能も搭載。このビジュアル計測機能を使用すれば、板の図を読み込み、図上にて試行パラメータのプログラミングも行うことができます。
計測の間、このプログラムは、計測を行なっている部位の位置と板の図を表示します。試行パラメータは、それぞれの部位用に自動的に設定されており、リアルタイムで結果が機器とPCの両方に表示されます。試行が完了しましたら、機器が合否の判定を通知し、試行データや結果、試行パラメータの記録を行います。
ビジュアル計測は、図の表示によって、測定されている部位が把握できることで、便利に回路内を測定することを可能にしました。特に、製造ラインや修理センターなどで二度の測定を必要とするアプリケーションの生産性が高められます。
PCBビジュアル計測の外観
1. コントロールパネル:
試行ポイントの選択及び図のズームインとズームアウトを実施します。
2. リアルタイムデータ:
リアルタイムのパラメータ設定と測定結果。
3. 回路版の外観:
二つの黄色いカーソルが回路部分の位置を示唆します。
4. 現在試行が行われている部位:
黄色い実線が、試行の行われている部位を表します。
緑に塗られている場合は合格を表します。(赤の場合は不合格)
部位の位置特定を行うC2も表示されます。
5. まだ試行が行われていない部位:
黄色に塗られている場合その部位が試行をまだ行なっていないことを意味します。
部位の位置特定を行うC2も表示されます。
6. すでに試行が行われている部位:
緑に塗られている場合は合格を表します。(赤の場合は不合格)
部位の位置特定を行うR10も表示されます。
独自のテストコードを開発するための高性能ライブラリ
LCR通信インターフェイスライブラリは、効率的で使いやすいダイナミックリンクライブラリ(DLL)で、ユーザーはLCR Pro1を制御する独自のプログラムを作成することができます。 Visual C#で開発され、LCR Pro1との通信を初期化および維持し、測定結果を読み取り、測定パラメータを設定および読み込み、デバイスのユーザーインターフェイスを設定する一連の機能を備えています。ライブラリには、ユーザーが独自のLCR Pro1テストコードを作成し、それをさまざまなテストプラットフォームに埋め込むためのテンプレートとして使用できるサンプルプロジェクトも含まれています。
ダウンロード ページにアクセスして次のものをダウンロードしてください:
1. LCRデータロガーソフトウェア
2. LCRデータロガーユーザーマニュアル
3. LCR通信インタフェースライブラリとサンプルコード
4. LCR通信インタフェースライブラリのソフトウェア開発ガイド